高解像度イメージ ワークショップ

高解像度イメージ ワークショップでは、シーンから高解像度ラスター 画像(BMP、JPEG、TIFF、PNG)を生成できます。

このワークショップを表示するには、ワークショップ > パブリッシング > 高解像度イメージをクリックします。

ラスター画像は、ピクセルから構成され、各ピクセルには、色、位置、および透明度(アルファ チャネルを使用している場合)が割り当てられます。 ラスター画像は、ベクター イメージに比べて次の利点があります。

  • ライト、シェーディング、および色の微妙な変化を正確に表示します。
  • dpi(インチ当たりのドット数)を制御できます。

しかし、ベクター グラフィック イメージとは異なり、ラスター画像は、スケール変更した場合に品質が低下し、イメージを構成するオブジェクトを編集することはできません。 このワークショップでは、最大 8000x8000 ピクセルの高解像度ラスター画像を生成します。 イメージの解像度は、イメージの詳細情報の量を示します。 高解像度では詳細情報が多くなりますが、ファイルのサイズが大きくなります。

注: 高解像度イメージ ワークショップでは、イメージ ファイルおよび詳細ビューの生成時に、フィールドの深さや陰影などのオンデマンド レンダリング効果が適用されます。 これらの効果が必要ない場合は、ワークショップ出力の生成前にこれらをオフにしてください。

次のトピックについて説明します。

メイン領域

高解像度ワークショップのメイン領域では、プロファイルを使用して設定を格納したり、高解像度を管理したりできます。

プロファイル

プロファイルには、将来の使用のために設定が保存されます。 詳細については、『ワークショップ設定のプロファイルについて』を参照してください。

高解像度

コマンド名 説明
詳細ビュー ([高解像度]が選択されている場合に使用可能)。シーンのうち、イメージ ファイルとして保存する部分、またはイメージ 2D パネルとしてキャプチャする部分を定義します。
  1. 詳細ビュー]を選択します。

    ビューポートに[イメージ領域]切り取りボックスが表示されます。

  2. 必要に応じて、イメージ領域を移動またはサイズ変更できます。

    ヒント: イメージのシェイプを変更するには、シェイプ([プロパティ]ウィンドウ枠)を修正します。

  3. 指定したアクターのイメージ数を制限するには、1 つまたは複数のアクターを選択します。

    アクターが選択されていない場合、イメージにイメージ領域のすべてが含まれます。

    ヒント: 選択されたアクターに合わせてイメージ領域のサイズを変更するには、(イメージ領域の右上隅)をクリックします。 [詳細ビュー]をクリックしてイメージ領域を選択対象に合わせる前にアクターを選択することもできます。

  4. イメージの解像度を変更するには、[高解像度]タブで、[ピクセル]または[Dpi]を指定します。
  5. 次のいずれかを実行します。
    • イメージ領域をファイルに保存するには、名前を付けて保存 をクリックします。
    • イメージ 2D パネルを作成するには、作成 をクリックします。

      注: 詳細ビューの拡大倍率はコントロールできません。 作成後にパネルのサイズを変更することはできますが、ラスター画像をスケール変更するとイメージ品質に影響が出ます。 拡大表示を使った詳細ビュー イメージ 2D パネルを作成するには、Digger を使用してください。 『[Digger]コマンド』を参照してください。

  6. イメージ領域を取り消すには、(イメージ領域の右上隅の) をクリックするか、または[詳細ビュー]をクリアします。
作成 ([詳細ビュー]を選択している場合に使用可能)。詳細ビューを作成し、イメージ 2D パネルとして 3D シーンに追加します。
更新 ([詳細ビュー]の選択を解除し、ビューポートで 2D イメージ詳細ビューを選択した場合に使用可能)。3D シーンまたは異なる詳細ビュー オプションの変更で、1 つ以上の詳細ビューを更新します。
プレビュー [詳細ビュー]の選択を解除し、イメージ 2D パネルが選択されていない場合に使用可能)現在のワークショップ設定を使用して JPEG プレビュー イメージを生成し、コンピュータの JPEG ビューア アプリケーションで表示します。
名前を付けて保存 アクティブなビューポート ウィンドウ枠(または、[詳細ビュー]が選択されている場合はその一部)を、現在のワークショップ設定を使用してラスター画像として保存します。 [名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで、次の形式から選択します。
  • ビットマップ(.bmp)
  • Jpeg(.jpg、.jpeg、.jpe)
  • Tiff(.tif, .tiff)
  • Png(.png)
アルファ チャネル]を選択して BMP、TIFF、または PNG イメージを生成する場合、イメージは 32 ビットになります(24 ビットの True Color + 8 ビットのアルファ)。 それ以外の場合、イメージは 24 ビットになります(True Color)。
重要: 1 つのイメージ ファイルを作成する場合は、名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスのファイル名(File name)でファイル名を指定します。 複数イメージ(アニメーションまたはビュー)を作成する場合は、命名規則の詳細について、「[複数]タブ」を参照してください。 名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスでは、既存のファイルをチェックするときに、複数イメージ ファイルの名前は考慮に入れられません。 意図しないファイルの上書きを避けるように注意してください。
ヒント: イメージを保存する前に、プレビュー をクリックしてワークショップ設定を確認してください。
高解像度 高解像度イメージの生成を有効にします。 [[高解像度]タブ]タブでオプションを設定します。 選択を解除した場合は、標準イメージが生成されます。 標準イメージでは、クリップボードへのイメージのコピー/貼り付けのように、ビューポート解像度が使用されます。
アンチエイリアス アンチエイリアスを有効にします。 [[アンチエイリアス]タブ]でオプションを設定します。
アルファ チャネル

アルファ チャネルを加えることにより、透明な背景のイメージを生成します。 アルファ チャネルを使用するとイメージ作成は簡単になりますが、ファイルのサイズは大きくなります。 このオプションを選択すると、保存するイメージは32ビットになります(24ビットのTrue Color + 8ビットのアルファ)。 選択を解除すると、イメージは24ビットになります。 この例では、イメージをPowerPointスライドに挿入しています。





アルファチャネルが無効な場合 アルファチャネルが有効な場合

注:

  • このオプションは、PNG、TIFF、および BMP イメージに適用されます。 JPEGはアルファチャネルをサポートしていません。
  • アルファ チャネルアンチエイリアス を選択し、[ハードウェアのアンチエイリアス]を選択せずにイメージを生成した場合、テキスト 2D パネルはアンチエイリアス処理されません。 『高品質レンダリング/オンデマンド』を参照。

[高解像度]タブ

[高解像度]タブでは、サイズおよび品質などの高解像度イメージ オプションを設定できます。

注:

  • 高解像度 オプションは有効にする必要があります。
  • 高解像度イメージでは、ファイルのサイズが大きくなります。

コマンド名 説明
ピクセル 出力イメージ(または[詳細ビュー]を選択している場合は詳細ビュー イメージ)の幅と高さをピクセル単位で指定します。 イメージのサイズを指定するには、[ピクセル]、[Dpi]、および[サイズ(mm)]の中の 2 つに値を指定します。 3 番目の値セットは、Composer によって計算されます。 [自動]の下で、計算されたプロパティを選択します。 ドキュメント ペーパーを使用 を選択している場合、サイズ(mm) は常に 自動 で、用紙サイズ(または 詳細ビュー を選択している場合は詳細ビュー サイズ)に設定されます。 シーンを適切にスケール変更するために、ドキュメント ペーパーの空間比率を維持するには、[アスペクト比]に従って[]または[高さ]のみを指定できます(両方は指定しません)。
Dpi 出力イメージ(または[詳細ビュー]を選択している場合は詳細ビュー イメージ)の幅と高さをインチ当たりのドット数(dpi)単位で指定します。 dpi とは、直線的な 1 インチの領域で、印刷ページ上のインクのドット数またはコンピュータ画面上のピクセル数です。
サイズ(mm) ドキュメント ペーパーを使用 の選択を解除している場合に使用可能)。出力イメージ(または 詳細ビュー を選択している場合は詳細ビュー イメージ)の幅と高さをミリメートル単位で指定します。 [ドキュメント ペーパーを使用]を選択している場合、[サイズ(mm)]は、ペーパー空間サイズ(または[詳細ビュー]を選択している場合はイメージ空間サイズ)になります。
アスペクト比 ]または[高さ]が編集可能であるかどうかを指定します。 その他の値は、ペーパー空間の高さと幅の比率(または[詳細ビュー]を選択している場合はイメージ空間の高さと幅の比率)に基づいて計算されます。
ドキュメントペーパーを使用 ドキュメント ペーパー空間サイズ(または[詳細ビュー]を選択している場合はイメージ空間サイズ)として、[サイズ(mm)]を定義します。 ペーパー空間のアスペクト比を維持したまま、異なるサイズを指定するには、このオプションの選択を解除します。
地面を除去 出力イメージから背景(表示されている場合)を除去します。
白色背景 出力イメージで背景を白に設定します。

JPEG 設定

JPEG イメージを生成するときに、イメージ品質とファイル サイズをコントロールできます。 高品質のイメージでは、ファイルのサイズが大きくなります。

コマンド名 説明
品質 出力イメージの品質を指定します。 低品質から高品質の間で、スライダを移動して選択します。
指定ファイルサイズ(KB) 望ましいイメージ ファイル サイズをキロバイト(KB)単位で指定します。 Composer では、必要に応じて品質が調整されます。 実際のファイル サイズを確認するには、[計算]をクリックします。
計算 出力ファイル サイズを KB 単位で計算します。

[アンチエイリアス]タブ

アンチエイリアスにより、エッジがどの程度隣接するピクセルに重なれば理想的か考慮し、粗いエッジ(ジャギー)をスムーズにして、より高い解像度の外観を提供します。

コマンド名 説明
アンチエイリアス

アンチエイリアス技法を指定します。

  • ジッター] - ジッター方式はより高画質ですが、リアルタイム レンダリングに非常に長時間を要します。 高画質を要求する場合は、単一イメージの生成に、ジッターを使用します。
  • 複数サンプル] - マルチマルチサンプル アンチエイリアス(MSAA)は、画質を改善するためにコンピュータ グラフィックで使用される技法です。

パスの数

([ジッター]を選択した場合に使用可能)。エフェクトを作成するための内部レンダリング数を指定します。 パス数を増やすと実行時間が長くなりますが、よりよい結果を得ることができます。

半径

([ジッター]を選択した場合に使用可能)。鮮明に表示するシーンの部分を指定します。 焦点から遠ざかると、イメージがぼやけます。 値を大きくすると、フィールドの深さが大きくなります(より鮮明になります)。

[複数]タブ

[複数(Multiple)]タブでは、アニメーション、ビュー、またはその両方から高解像度ラスター画像を生成できます。

注: 高解像度 オプションは有効にする必要があります。

コマンド名 説明
アニメーション アニメーションから複数のイメージを作成します。 次のいずれかによって、イメージの表示頻度を指定します。
  • 2 つのイメージ間のフレーム
  • イメージ/秒
イメージ ファイルには、<filename>_anim <n><type>< という名前が付けられます。
  • <filename> は、(名前を付けて保存(Save As)をクリックした際に)名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスで指定するファイル名です。
  • <n> は、指定した頻度および範囲に基づくイメージのインデックスです。 たとえば、5 秒から開始して 1 秒間に 30 イメージを指定した場合、イメージのインデックスは 150、151、... となります。
  • <type> は、名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスのファイルの種類(Save as type)によって決まるファイル形式の拡張子です。
範囲 ([アニメーション]を選択した場合に使用可能)。キャプチャするアニメーション セグメントを指定します。
  • すべて] - アニメーション全体
  • 選択] - 選択されたタイムライン セグメント



  • ] - 指定された範囲(秒単位)
マーカー タイムラインのマーカーごとに 1 つのイメージを作成します。
マイルストーン(Milestones) タイムラインのマイルストーンごとに 1 つのイメージを作成します。
ビュー すべてのビューに対してイメージを作成します(「[ビュー]ウィンドウ枠」を参照してください)。 現在のビューのみに対してイメージを作成するには、このオプションの選択を解除します。
360°キャプチャ 垂直軸に沿って定義した数のモデル イメージを時計回りに 360°回転してキャプチャします。 カメラの方向は垂直軸で決まります。

ビューポートのプロパティで定義された軸で使用される垂直軸(ビューポート プロパティ を参照)。

  • Z が垂直軸として定義されている場合、回転平面は XY になります。
  • Y が垂直軸として定義されている場合、回転平面は XZ になります。
  • X が垂直軸として定義されている場合、回転平面は YZ になります。

360°パスに沿ってキャプチャするイメージの数をイメージの数(Number of images)ボックスに入力します。

ファイル名テンプレート

マーカー(Markers)マイルストーン(Milestones)ビュー(Views)、または360°キャプチャ(360° Capture)を選択した場合に使用可能)。イメージ ファイルの命名規則を指定します。 ファイル名に対して有効な文字と次のキーワード(大文字と小文字が区別されます)を指定できます。

%filename% 名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスで、ファイル名(File name)によって指定するファイル名。
%viewname% [ビュー]ウィンドウ枠に表示されるビュー名。

注: 360 ° キャプチャ(360°Capture)には適用されません。

%markername% タイムラインおよび[マーカー(Markers)]ウィンドウ枠に表示されるマーカーの名前。

注: 360 ° キャプチャ(360°Capture)には適用されません。

%index% 1 からビューの数までのカウンター。 インデックス値は、作成されるすべてのファイルで同じ文字数(1 ~ 9、01 ~ 99、001 ~ 999)になります。
例えば、ファイル名テンプレート(File-name template)%filename%_%index% であり、名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスで Gearbox と指定した場合、3 つのビューがあるドキュメントに対して生成されるファイル名は、Gearbox_1.*Gearbox_2.*Gearbox_3.* になります(.* はファイル形式の拡張子)。

注:

  • 名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスでは、既存のファイルをチェックするときに、ファイル名テンプレート(File-name template)は考慮されません。 意図しないファイルの上書きを避けるように注意してください。
  • ファイル名テンプレート]でファイル名の拡張子を指定しないでください。 拡張子は、名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスのファイルの種類(Save as type)によって決定されます。
  • ファイル名テンプレート(File-name template)%filename% が含まれない場合でも、名前を付けて保存(Save As)ダイアログ ボックスでファイル名(File name)を指定する必要がありますが、ファイル名には使用されません。
  • ファイル名テンプレート(File-name template)が空白のままの場合、以下のようになります。

    - マーカーから生成されたファイルは %filename%_%markername% という名前になります。

    - マイルストーンから生成されたファイルは %filename%_view という名前になります。

    - ビューから生成されたファイルは %filename%_%viewname% という名前になります。

ヒント: ファイル名テンプレート(File-name template) ボックスの右側にある?をクリックすると、使用可能なキーワードをリストするツールチップが表示されます。